【書評】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
著:山崎 元さん 大橋弘祐さん
を読了しました。
この書籍の感想などこちらに書かせていただければと思います。
この本を読んだ目的
私は今までお金に関して無頓着なところがありました。
老後を見据え、今から少しでもお金を増やしたいと思い、この本を手にしました。
感想
有名な書籍 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えでも見られる
対話型の文章が採用されており、
内容が頭に入ってき易かったと思います。
この手の対話型の文章は、要点が分かりにくいと感じることがありますが、
この書籍は章立てが細かく、また「まとめ」の記載があるので要点が
わかりやすかったです。
私は割と保守的な人間でして、お金を投資することに恐怖を感じていました。
この書籍の主人公(大橋さん)も比較的お金については保守的な方のようで、
そういった人でもできる投資の方法があることが知れたのがよかったと思います。
私が注目した言葉
【chapter1 安全にお金を持っておく編】
・個人向け日本国債の「変動金利型10年満期」は銀行に預けっぱなしよりも安全。
・怪しい金融商品には手を出さないこと。
【chapter2 ちょっとリスクをとって運用する編】
・お金を運用するなら、ネット証券がおすすめ。
・1万円だけ投資してみて、お金の勉強をしてみる。
・平均金利プラス5%を目標に運用する。
・投資信託で選ぶなら「インデックスファンド」。
指標に沿って機械的に買うだけなので、人件費が少ないため手数料が安く済む。
【chapter3 お金を使う編】
・若い人は家を買わずに賃貸のほうがよい。(この先の人生どう動くか分からないから)
・家を買うなら、ローンは早く返すこと。
・医療保険には、家族がいない人は入らなくていい。
【chapter4 トクする制度を使って実際に買ってみる編】
・投資信託を始めるなら、NISA口座を開くべき。
・投資信託は毎月少しずつ買うのではなく、一気に買うこと。
・インデックスファンドは、国内と海外と半分ずつ買うこと。
【chapter5 年金と確定拠出年金編】
・資産全体が国内と海外のインデックスファンドで半々になるように投資すること。
また外国株式のインデックスファンドを割り当てたほうがよいことが多い。
この本を読んで、自分は今から何をするか
まずNISA口座をネット証券に開設し、1万円分インデックスファンドを買ってみようと
思います。個人向け国債も時期が来たら、購入を考えたいと思います。
まとめ
お金の運用に関して、全く知識がない!という方でもわかりやすい内容だと思います。
山崎さんがおすすめされている投資信託の銘柄も掲載されています。
興味のある方はぜひ買って読んでみてください。